USB Type-C の Alternate Modeに対応したノートPCとモニタを入手してから、
何度かノートPCとモニタをType-Cケーブルで繋いでみた結果、
Alternate Modeに対応したType-Cケーブルは短く取り回しが難しいと感じた。
この理由になるのは、Alternate Modeに対応したType-Cケーブルが
2020年4月時点では、USB 3.1 Gen1/2のみとなっており、
この規格に対応したケーブルは最長1メートル*1になっているためです。
こうなると、ノートPCとモニタの位置関係やType-Cのコネクタ位置にも依存しますが、
ノートPCの右にモニタを置くけど、ノートPCのType-CコネクタがPCの左側しかない場合、
ノートPCをまたぐだけのケーブル長が最低でも必要となります。
ノートPCの大きさは色々ありますが、今使っている13インチのノートPCでは
横幅が30センチはあります。
そして、USB 3.1 Gen1/2に対応したケーブルの特徴として、コネクタ部が
従来のUSBケーブルよりも長いため、コネクタの傍から曲げにくく
このため、最長のケーブルを使っても余裕が70センチあったけど、
あんまり余裕がノートPCあるいはモニタのどちらを少し動かしただけで、
相手側を引っ張ってしまうことが発生します。
そんなこんなでUSB Type-C の Alternate Mode に対応したモニタを使う場合は
下記のことを確認して、だめならHDMIや一旦Type-CからHDMIに変換してくれる
コネクタ、ハブ、ケーブルを使った方が良い(※HDMIにしたらディスプレイからの電源供給のようなことができないので不完全な回避方法)と思います。
- USB Type-Cの Altモード(Thunderbolt3含む)コネクタはPCのどの位置についているか?
- USB Type-C の Alternate Mode に対応したモニタのType-Cのコネクタはどの位置についているか?
- PCとディスプレイの位置関係をどのようにしたいか?
- 上記の全てを勘案して、USB 3.1 Gen1/2のケーブル長の上限(2020年4月時点は1メートル)で繋ぐことができるか?
*1:代わりにThunderBolt3のケーブルを用いることで最長2mにできる可能性もあり。自前の環境では代わりとなったもののより高価なケーブルとなった