ソニー カラー電子ペーパー

日記ではなく、ただの備忘録。

2021年2月末ごろにソニー製のカラー電子ペーパーに関して下記のYoutubeの映像を見た。

www.youtube.com

映像を見た後に製品について調べてみたものの公式が出した情報が見つからず、幾つかの情報からの推測したところ下記の通りと思われた。

  • Youtube映像で撮影した場所は、 「第4回 自治体・公共Week」の展示会らしい
  • 映像内の音声説明では 「ソニー」と言っているが、どこにもソニーのロゴはなかった
  • 映像内の音声説明ではソニーの現行製品(公式によると生産完了した模様)の 「DPT-CP1」と言っているが、どこにも型番らしき情報がなかった
    • 恐らく10インチクラスの大きさから「DPT-CP1」と言ったと思われるが、サイズが分かる情報はわからなかった
    • 製品形状は「DPT-CP1」に似ているが、映像の音声説明で行っているスペック(USB type-C、ストレージ32GB、DPT-CP1と異なるペン)が正しいとすると、 Linfinyの 13.3″ デジタルペーパー の方が近いように思える

以上が推測レベルで分かったことではあるものの、 実物が見れたわけでもなく、個人が入手できるかもわからないので今後の情報を期待するところ。

2021年4月7日の補足

E Inkのプレスリリース を発見した。 ただし、ここで上げているのはカラーかグレースケールは不明でわかったことは下記の通り。

  • 2021年2月23日付で、E Ink、Linfiny、Wacom の3社でプレスリリースを出した
  • 3社が協力して E Note solution を行う
    • Wacomは EMR 技術、E Inkは E Ink Carta 1250、E Ink と Linfinyはソリューションや協業先との繋がりを担うように読めた
  • 新デバイスは2種類あり、プロトタイプを「第4回 自治体・公共Week」にて展示を行い、2021年夏にリリース
    • 10.6 インチは、261グラム、厚さ5.85mm
    • 13.3 インチは、368グラム、厚さ5.7mm
    • 共通で Wacomの EMR技術、内蔵ストレージが32GB、システムソフトウェアはAndroidベース
2021年9月7日の補足

今回の備忘録について、ここで一旦まとめることとする。

恐らく、この備忘録を起こすきっかけとなった動画ではカラーについて言及していたようものの、どうやら、E Ink社のプレスリリースの情報とすれ違いが起きたのではないかと思う。 確かに「第4回 自治体・公共Week」においてカラー電子ペーパーはあったと思われる。しかし、カラー電子ペーパーが製品として発売されるものだったのか、販売未確定のような参考展示扱いの出品だったのかが不明である(確定できるだけの信用のある情報筋が存在しない)。そして一部の情報ではカラー電子ペーパーは今年の夏にリリースみたいな情報はあったものの、実のところ E Ink社のプレスリリースにあった Carta 1250 と混同したすれ違いがあったかもしれない。 実際に 2021年6月21日に発売したクアデルノのプレスリリース では Carta 1250 を搭載していると言及があり、Carta 1250 そのものはグレースケールであったと考えている(展示されていたカラー電子ペーパーのスペックではないもののどこかでカラーの解像度はグレースケールの三分の一のような情報もあり、カラーでなくグレースケールを取ったという可能性もあるため、これも明言できる情報がない)。

このため自身のまとめとしては、2021年8月末時点でカラー電子ペーパーは技術的に可能でも発売されるかどうかは未定というのが現在の状況と考えている。