Kindle Paperwhite

なにとはなしに、 Kindle Paperwhite 5th gen. を購入しました。 いつもながら衝動買いであり、既に Kindle Paperwhite 3th gen. を持っているので単純に買い足し状態です。 買う前に自身を納得させるような後付け理由は下記の通り。

  • 6インチから6.8インチになるので、大きくなって見やすそう
    • 用途の半分はPDFの閲覧でKindle本のように文字を大きくできないため、画面の大きさは文字の大きさが変わる
  • バッテリがへたった感じがしてきた...
    • 計測などはしていないが、時々使おうと思ったときにバッテリがないことに遭遇し、同時に満充電して 3th gen の方が先になくなった
  • ナイトモードを試してみたい
    • 有機ELスマホではナイトモードにすると少し見やすかったので、e-inkの場合はどうなるのか試してみたかった
    • 有機ELと異なり消費電力で利点はないと考えているので、この点は考慮していない
  • そろそろ、家の中の機器のUSB端子をマイクロからType-Cに移行したい
  • 画面の段差がなくなって使いやすそう

既に Quaderno を持っているので画面の大きさだけなら Quaderno の方が利点があるのに Kindle Paperwhite を考えたのは下記の点でこの考えは人それぞれの事情なので一般的とは考えていない。

  • Quaderno を持ち歩くのに少し大きめのカバンが必要なのでもうちょっと小さいほうが良かった
  • 少し暗い所で読みたいときに、フロントライトがある Kindle Paperwhite が便利

なお、画面の大きさの違いは Kindle Paperwhite の PDF表示ではレイアウト設定で余白削除表示ができるので小さい画面でも少しは大きくできる。 それでも全てで良好とはいかないですが...

  • 過去に余白削除がうまく動かないケースがあった(見開きのページの左右で大きさが異なる事例)
  • Kindle Paperwhite の6.8インチの余白削除のケースで Quaderno の 10.3インチの見開き表示(1画面に2ページ表示)よりも一回り二回り小さく表示した
    • 余白削除の仕組みが不明であるものの、PDFのページレイアウトに依存して大きさが変わると思われる
  • Kindle Paperwhite の PDF表示ではレイアウト設定で方向を変える(持ち方をポートレートランドスケープに変える)ことで余白削除よりも大きく表示できる
    • 文書レイアウトが2段組みのケース(例えば、Software Design の特集記事のレイアウト)で左の段を読み進めてページの下段なでスクロールした後、右の段を読むためにまたページの上段までスクロールを戻すことになるので、スクロールの行き来が多くなり操作性が微妙...

Quaderno 所感 その2

既に次世代機のアナウンスがあったようだが、ここでは現行機について取り上げる。 そして前回の所感から時間が経ったので、追加で所感を上げたいと思う。

zfukuoka.hatenablog.com

サイドノート

サイドノートとは、見ている資料とは別の専用ノートを指す。 基本は画面を分割して分割した一方に資料を置きながら、もう一方にノートを置く形で使う。 操作方法は下記のどちらかでできる。

  • 画面タップ ⇒ 画面右上の三転リーダーをタップ ⇒ 「この文書のサイドノートを新規作成」をタップ
  • 画面タップ ⇒ 画面右上の三転リーダーをタップ ⇒ 「サイドノートを開く」をタップ

このサイドノートを用いると、自動的に左に元資料、右にサイドノートという画面分割の仕方になる。 自分は右利きなのでこの配置で問題はないが、時には左右逆転した方が使いやすいケースがあった。

理由は机のような安定した場所ではなく不安定な場所で書き込みするときで、 この時は資料が見えなくてもよいという割り切りでQuadernoの資料表示の上に手を置けば少しは書き易かった。 手順は下記でできる。

  • 画面タップ ⇒ 画面右上の三転リーダーをタップ ⇒ 「左右の画面を入れ替える」をタップ

コピー&ペースト

今までコピー&ペーストに不自由していなかったものの、2点ほど不自由になることがあった。

  • ノート1ページ全体を書き直したいときに念のために全体をコピーしようとしたが、ペーストが難しい
  • ノートの端まで書き込んだところのコピーの範囲指定が難しい

前者は、ペーストがペンによる位置決めによるコピー元と同じ場所には難しい仕様に起因するもので、できることなら1ページ全体のコピー&ペースト機能が欲しい。

後者は、コピー対象は範囲指定の中のピクセル単位でなく、範囲指定の中の1画で書いた線が全て含まれているところになる仕様のようなので、書き込む際には端に書き込まないようにしないといけない。

別のAndroid 11での転送

公式で Pixel3a を含むPixelシリーズでの転送に不具合がありながらも、やっぱり実際に保持しているPixel3aで転送に失敗することがあり、当時の最新のAndroid10やAndroid11では転送に不安定なところがあるのかと疑問に感じていた。

そして最近別途Android11が入ったスマホで試してみたところ、問題なく転送できることを確認できた。 とりあえずAndroidのバージョン依存で発生する問題ではないとわかったものの、Google Playのコメントを見ると転送トラブルに遭遇している話が書いてあり、扱いの難しさを感じさせる。

加水分解の対応

以前、 twitter上加水分解の対応策について書かれていた記事を見つけ、 実際に試して良好だったので、その記録。

加水分解

詳細なことは Wikipedia に任せるとして、 ガジェット的に考えると滑り止めのような目的でガジェットのゴムやシリコンでできた部分が解けて、 購入当初から比べてべたべたするような症状と捕えてください。 ゴムやシリコンだけでなく、ケーブルの被覆部などでも発生します。

自分の所有物で今までに加水分解が発生した事例には下記に物がありました。

  • ワイヤレスマウスで手にあたる面
  • スマートフォンの本体や別で購入したカバー
  • ボールペンのグリップ部
  • イヤホンのケーブル

毎日使っているような時には起こりにくいですが、しばらく利用しなかったときに起きて、 今までに泣く泣く廃棄したものもありました。

加水分解の対応

twitter上 と同じ写真の製品を見つけることはできませんでした。 代わりに、100円ショップのSeriaで「重曹+ゴムの力で汚れを落とす」を見つけて使いました。

f:id:zfukuoka:20210415113714j:plain
重曹+ゴムの力で汚れを落とす

少量の水を付けながら、加水分解を起こしたところや、そのべたべたに触れていた部分をこすることで十分に対応できました。

ソニー カラー電子ペーパー

日記ではなく、ただの備忘録。

2021年2月末ごろにソニー製のカラー電子ペーパーに関して下記のYoutubeの映像を見た。

www.youtube.com

映像を見た後に製品について調べてみたものの公式が出した情報が見つからず、幾つかの情報からの推測したところ下記の通りと思われた。

  • Youtube映像で撮影した場所は、 「第4回 自治体・公共Week」の展示会らしい
  • 映像内の音声説明では 「ソニー」と言っているが、どこにもソニーのロゴはなかった
  • 映像内の音声説明ではソニーの現行製品(公式によると生産完了した模様)の 「DPT-CP1」と言っているが、どこにも型番らしき情報がなかった
    • 恐らく10インチクラスの大きさから「DPT-CP1」と言ったと思われるが、サイズが分かる情報はわからなかった
    • 製品形状は「DPT-CP1」に似ているが、映像の音声説明で行っているスペック(USB type-C、ストレージ32GB、DPT-CP1と異なるペン)が正しいとすると、 Linfinyの 13.3″ デジタルペーパー の方が近いように思える

以上が推測レベルで分かったことではあるものの、 実物が見れたわけでもなく、個人が入手できるかもわからないので今後の情報を期待するところ。

2021年4月7日の補足

E Inkのプレスリリース を発見した。 ただし、ここで上げているのはカラーかグレースケールは不明でわかったことは下記の通り。

  • 2021年2月23日付で、E Ink、Linfiny、Wacom の3社でプレスリリースを出した
  • 3社が協力して E Note solution を行う
    • Wacomは EMR 技術、E Inkは E Ink Carta 1250、E Ink と Linfinyはソリューションや協業先との繋がりを担うように読めた
  • 新デバイスは2種類あり、プロトタイプを「第4回 自治体・公共Week」にて展示を行い、2021年夏にリリース
    • 10.6 インチは、261グラム、厚さ5.85mm
    • 13.3 インチは、368グラム、厚さ5.7mm
    • 共通で Wacomの EMR技術、内蔵ストレージが32GB、システムソフトウェアはAndroidベース
2021年9月7日の補足

今回の備忘録について、ここで一旦まとめることとする。

恐らく、この備忘録を起こすきっかけとなった動画ではカラーについて言及していたようものの、どうやら、E Ink社のプレスリリースの情報とすれ違いが起きたのではないかと思う。 確かに「第4回 自治体・公共Week」においてカラー電子ペーパーはあったと思われる。しかし、カラー電子ペーパーが製品として発売されるものだったのか、販売未確定のような参考展示扱いの出品だったのかが不明である(確定できるだけの信用のある情報筋が存在しない)。そして一部の情報ではカラー電子ペーパーは今年の夏にリリースみたいな情報はあったものの、実のところ E Ink社のプレスリリースにあった Carta 1250 と混同したすれ違いがあったかもしれない。 実際に 2021年6月21日に発売したクアデルノのプレスリリース では Carta 1250 を搭載していると言及があり、Carta 1250 そのものはグレースケールであったと考えている(展示されていたカラー電子ペーパーのスペックではないもののどこかでカラーの解像度はグレースケールの三分の一のような情報もあり、カラーでなくグレースケールを取ったという可能性もあるため、これも明言できる情報がない)。

このため自身のまとめとしては、2021年8月末時点でカラー電子ペーパーは技術的に可能でも発売されるかどうかは未定というのが現在の状況と考えている。

Quaderno 所感

購入してから時間が経ったので、いくつか所感を上げたいと思う。 購入当初はPDFを読むことを主体に考えており、PDFを読むこと自体はAndroidタブレットやいくつかのガジェットでも行っているのでそれとの比較です。 書くことについては、現時点でのメジャーであるiPadを持っていないので、比較なしの所感です。

PDF を読む観点

過去にPDFを読むために、タブレットやガジェットで行ってきて困ったことをずいぶん解消できた感じており、主に下記のように感じた。

  • 普通にPDFが開ける
  • 拡大しなくても字がつぶれない
  • 軽いので持っていてもあまり苦ではない
  • PDFの転送に少し癖がある
  • 同時に2つまでのPDFを読むのは向いているが、それ以上は厳しい

普通にPDFが開ける

これはAndroidタブレットを使っている限りではPDFが開けないということに遭遇したことがないので、ガジェット特有の観点の見方ではある。

具体的に過去でどんな事例があったかというと、下記の通り。

  • ファイルをたくさん持っていると、ビューワーが一覧を作ろうとして多大な処理が負担となってしまった
    • PRS-650 がまさしくこの状況
  • 電子書籍のような少し細かい体裁があり、ページ数が多いものはページめくりが遅いなどの現象があった

尚、自炊のような画像から起こしたPDFは試したことがないので、どうなるかは不明。

あと、現時点で使っている限りで開けないPDFはなかったが、 公式 には以下の通りに書いてあるので、留意は必要。

PDF1.7の仕様に準拠。Adobe extension level 1-8の拡張機能が含まれるPDFは対象外です。

拡大しなくても字がつぶれない

これはある程度の画面の大きさと解像度があれば、どんなデバイスでも気にならないことではある。 過去に同じ電子ペーパーを用いた PRS-650 や Kindle Paperwhite 第3世代 が6インチと小さいこともあったので、ガジェット特有の観点の見方ではある。

Quaderno A5のような10インチくらいの大きさで解像度があれば、前述のような雑誌を1ページ全体を表示して読めない文字はなかった。 ただし2upのような見開き表示にした場合ではつぶれる可能性があるのでその点は留意が必要かもしれない。 Quaderno A4であれば画面が更に大きいので見開き表示でも問題がないかもしれない。 若干レスポンス面での癖はあるものの拡大は違和感なくできるので字が小さくても対処できるとは思う。

なお、PRS-650 や Kindle Paperwhite 第3世代でも拡大すれば良いではないかと思うが、この当時のデバイスのハードやソフト的な制約のためか拡大縮小の処理時間が掛かったり、できることに限界があったので自分にとってよい解消方法を見つけられなかった。

軽いので持っていてもあまり苦ではない

これは10インチクラスのAndroidタブレットと比較した観点で軽いので、持ちながら読んでいても苦になることはない。 しかしながら、軽すぎてつかむ場所がないとも感じているのでこの点は難しいと感じているところでもある。 今現在はストラップを付けて、ストラップに指を通して落とさないようにして結構いい加減な持ち方で回避している。*1

この回避でも少しうまくいっていないところもあり、右手にペンを持ち、左手にQuadernoを持とうとした場合、Quaderno のストラップ穴が右下にあるので、持ちながら書こうとした場合は向かないかもしれない。

あと軽いことに関連して、Androidタブレットと比較すると本体の剛性に不安を覚えており、持ち運ぶ際には折れ曲がらないように固いもので挟んだ方が良いのかもしれない。 今のところ、純正のケースは使っていないが似たようなケースを使っている。

PDFの転送に少し癖がある

Quaderno は利用時はほぼ単体で完結しているため、外からPDFを転送しなくてはならない。 この観点では、他のデバイスでは以下のような転送ができた。

以上のように、2021年1月時点では汎用的な方法で実現できたのに対して、Quadernoでは専用ソフト一択という癖がある。 特にスマホに関しては Pixel3 以降のPixelシリーズが接続できないという注意書きが存在する。*2

この注意書きは私が購入した2020年の夏の時点で既に存在しており、いまだに存在し続けている。 原因や今後の見通しは書いてないため、Pixelシリーズ以外で同じ現象にならないのかわからないのが更に不安になる。*3

Pixel3a を所持している自分が試した限りの転送の現象は下記の通り。

  • Quaderno とPixel3a を自宅の無線LANに繋げた場合は転送可能
  • Quaderno が無線LAN基地局(アクセスポイント)となる方式でPixel3a を繋げた場合は転送不可能
  • Quaderno とPixel3a をモバイル無線LANルータの基地局に繋げた場合は転送不可能
  • Pixel3a を Wi-Fi テザリング基地局にしてQuaderno を繋げた場合は転送不可能

以上のように公式にないような方法でも試しているが、いまいち挙動が不明で原因や現象がよくわからない。 上記の2番目の方法ができれば、外出先でも不安を覚えることなく転送ができるところなのにできないのがちょっと悔しい。 現時点では外出時にも別のAndroid端末を持つことが多いのでなんとか回避している。

なお、転送不可能の現象は専用ソフト上でPixel3a から Quaderno を探す処理が行われるときに見つからない症状が起きている。 あと、NFCを使った転送は、Quaderno が無線LAN基地局になる手続きが簡易になったものと理解している。

同時に2つまでのPDFを読むのは向いているが、それ以上は厳しい

Androidタブレットを使っている限りではアプリによっては、同時に2つ以上のPDFの閲覧が簡単にできるものがあるし、複数のアプリを使って切り替えて読むこともできる。

一方、PRS-650 も Kindle Paperwhite 第3世代 も簡単に切り替えはできなかったので、一冊のPDFの閲覧が基本だった。 これに対して、Quaderno では画面を二つに割って、同時に2つのPDFを表示する機能がある。 この機能を用いることで下記のようなことができる。

  • 1つのPDFを見開き(2up)で表示
  • 2つのPDFを画面を分けて表示
  • 2つのPDFを画面を分けて表示する機能を用いて同じPDFを開き、1つのPDFの連続していないページを2つ表示

いずれの機能も画面を二つに割って表示するため、小さいところは見づらくなる。 Quaderno A4を使えば、若干ながらも緩和できるかもしれない。

なお、2つのPDFを表示する方法はPDFがQuaderno上の同じフォルダの中に入っている方法ではできているが、 異なる場合の実現方法の可否が不明で制限事項かもしれない。

あと、仕様は不明ではあるものの画面の長い方とPDFの用紙サイズの長い方を自動的に合わせるような振る舞いがあり、 2つのPDFの用紙サイズの向きや縦書きや横書きなどの向きによっては使いづらいケースがあるかもしれない。

PDF に書く・ノートを取る観点

購入の際には主体として考えていなかったため、あまり使っていないが下記のように感じた。

  • PDFに直接書き込む機能はコメントや吹き出し機能は使えずオールマイティにはなりえない
  • ノートをとる機能は普通に使える

PDFに直接書き込む機能はコメントや吹き出し機能などは使えずオールマイティにはなりえない

ペンがあるのでもちろん書き込む機能は利用できるところは便利と考えている。 しかしながら、PCのAcrobat Reader上にあるような、コメント・吹き出し・打消しの機能はない。

このためフリーハンドでPDFの文字や図を書き込む観点は使えるものの、ある種のPDFの校閲では使いづらい可能性がある。 特にコメント・吹き出し・打消しはPCのAcrobat Reader上ではスクロールや一つずつ移動しながら確認できるので、 書き込んだPDFを別途PCに転送して、書き込んだ内容をPCのAcrobat Reader上で確認するケースには向かないかもしれない。

あと、PDFに書き込む機能で青と赤の2色の切り替えできてモノクロで濃淡の違いはある。 しかしながら細いペンでは色の違いが分かりにくいときもあるので、留意が必要。

ノートをとる機能は普通に使える

普通にノートをとる機能は普通に使えた。 デフォルトの機能として、PDFを読みながらPDFと別のノートを取るための機能がある。*4

この機能は上述の画面を2つに割ってPDFを読むケースと同じように左の画面にPDF表示、右の画面にノートのPDF表示にできる。*5

ノートに利用できるテンプレートは、デフォルトで幾つか存在しているだけでなく、 公式 でも配布しており、別途追加可能。 追加されたテンプレートは、今のところPCの専用ソフトのみでしか追加できないようなので留意が必要。

ノートを作った時にQuadernoが自動的にファイル名を付けるようになっているがQuadernoでノートを開いた状態でメニューからリネームもできるので、 完全ではないもののノート作成機能もQuadernoのみで完結することが可能と感じる。

蛇足ではあるが、PRS-650もペンがあって無地の上にノートを取ることはできた。 しかしながら、画面が小さく書きにくかったこととペンの反応が微妙だったのでほとんど使っておらず比較できるレベルではないと考えている。

その他の所感

PCの専用ソフトは必須

自分の使い方ではPCの専用ソフトをほとんど使わず、スマホの専用ソフトのみであるものの、少なくとも下記のケースでPCの専用ソフトが必須であった。

  • Quadernoの本体ソフトウェアの更新
  • Quaderno内のPDF管理ストレージ上でのフォルダ作成・削除
  • ノートのテンプレート転送

電池の持ちは気にならないが、使おうとしたときになくなっていることあり

電子ペーパーの利点でもあり、電池の持ちは非常に良い。 1週間以上に充電していないことも多く、使おうとしたときに電池がなくなっていることもよくあるくらい充電することを忘れられた。 Androidタブレットと比較すると、この利点に反して電子ペーパーがモノクロであるマイナス面も存在している。 このマイナス面は人それぞれではあるが、自分は納得していることと色使いの多いPDFを読むことが少ないと感じているので問題に感じていない。

ペン先は消耗品と割り切りが必要

購入当初は、富士通の純正であるフェルトのペン先を用いていたが、途中からソニーのデジタルペーパーのPOMのペン先に変えて利用している。 画面にフィルムとかは貼っていない素のままの書きごごちとしては、フェルトは鉛筆、POMはボールペンのように感じた。 個人的にはボールペンのようなPOMの方を好んで使っている。

今のところ、まだ一つ目のPOMを使い続けているものの明らかに使い始めより書きにくく、ペン先は消耗品と割り切って交換が必要なのかもしれません。

あとなぜかQuaderno のペン先はフェルト一択になっている。 ペンをペン先から落とした場合の感圧センサーの故障を危惧して固いPOMではなくフェルト一択にしているとも感じており、ペン先の判断にはこういう部分の判断も必要かもしれません。

独特の操作がある

ガジェットなので、操作方法に独特なところがある。 全ての操作方法を知っているわけでもないので間違っているところもあるかもしれないが、気になったところは下記の通り。

  • ノートの新規ページの追加方法が異なる
    • 最後のページに追加する場合、スワイプ
    • 途中のページに追加する場合、メニューから選択
  • 操作では読むときはペンなし、書くときはペン、時々微妙に異なるところあり
    • 読むときは、ほぼスワイプとピンチイン、ピンチアウトで操作
    • 書くときは、ペンで書き込み、削除でき、ペーストのみはペーストアイコンタップ後にペンで位置指定して、決定アイコンタップと3段階の操作
    • 設定画面などでは、ファイル名記入でソフトキーボードあり、一覧表示でのページめくりはスワイプできない
  • NFC転送は転送の開始・終了時にWi-FiのON/OFF不要
    • 逆にNFC転送できないときはWi-FiのON/OFF操作しないといけず、Wi-Fi ON時の消費電力が多いので留意必要
  • ページ移動はスライダー操作でページ番号を指定できない
    • ページ数が少ないPDFではスライダーでもある程度操作可能
    • ページ一覧を表示後にページ指定も可能ではあるものの、ページ一覧表示に少し時間がかかるときがある
    • 目次があるPDFならメニューから目次指定可能であるものの、目次が深い構造の時に目次展開アイコンタップが必要

屋外で気軽に使える

購入した時にフロントライトがないことを完全に失念していた。 普通の本と同様に明るいところで使えばよいので、何の問題も生じていない。 逆にAndroidタブレットと異なり、屋外で明るさを上げて消費電力を増やす必然性がない利点もある。

機能が限定的の良し悪しはある

一般的なAndroidタブレットと比較すれば、機能が限定的であることには間違いない。 恐らく機能が限定がされているがゆえに、軽くて薄いメリットにも繋がっている。 よって、人それぞれで良し悪しは出てくると感じている。 自分にとっては機能限定されていても、常に機能限定されていないスマホが近くにあるのであまり困っていない。 よって、割り切って使う分にはありで、それがだめならカラー液晶のAndroidタブレットやBOOXのような電子ペーパーAndroidタブレットだと思う。

*1:ある所ではページめくりがスワイプしかできないことを残念に書いてもあったが、どんな持ち方をしても勝手にページめくりがされない利点もあると思う

*2:Quadernoと同じか不明ながらも、ソニーのデジタルペーパーも同様の現象の記載あり

*3:Androidの新バージョンに先行するPixelシリーズに関連してAndroid 10特有の現象ではないかと疑ったが、特にAndroidのバージョンに言及した記載はないので特定機種依存と信じたい気持ちが強い

*4:公式はサイドノートと呼称している模様

*5:サイドノートもPDFなので、画面を2つに割った後表示するPDFを入れ替えれば左右逆転も可能なはず

Quaderno スマホ連携

Quaderno 購入

フリーノの発売時期に偶然Quadernoの販売コーナーに行ったところ、QuadernoのA5タイプがフリーノよりも低い価格まで値下げしており、衝動的購入。 フリーノとQuadernoを比較して、一長一短があるものの自分の中で画面の大きさが決め手となった。 ここでの画面の大きさのメリットとして2つ考えていた。

  • 手書き機能のノートして考えると、6~7インチより10インチの方が書き易そう
  • PDFビューワーとしてKindle PaperWhite を持っており、技術書(Software Design位の大きさ)を読むのに、拡大せずに読めそう

購入して使っている限りで現時点で2つのメリットは十分にあったと考えている。

Quaderno のスタイラス

買った後に気づいたことではあるが、Quaderno のスタイラスはバッテリ式であるため長期利用時にどこまでバッテリが持つかが不安にはなった。 今のところは、別売りでスタイラスもあるのでバッテリが経たったところで購入をしようと考えている。 その次も同じく買った後で気づいたところだが、スタイラスのペン先はQuadernoはフェルト一択と分かった。

別の書き味も試してみたく、似たような形状の似たような製品の替え芯を買ってみたところ、問題なく利用できた。

www.amazon.co.jp

自分の好みでは、フェルト替え芯よりもPOM替え芯の方が書き易かった。

なお、安価にPOM替え芯を手に入れられないかと、XP-PENの替え芯も試してみたが、形状的に不一致でつけることができなかった。

Quaderno スマホ連携

Quaderno と スマホを連携するには、 QUADERNO Mobile App を通して接続することになる。 しかしこの手の情報があるようでないので、簡単に説明すると、Wi-Fi の同一ネットワーク上にQuadernoとスマホを繋げることで接続する仕組みになっており、2つの接続方法がある。

  • 任意のWi-Fiのアクセスポイントに Quaderno と スマホを接続
  • Quaderno 自身がアクセスポイントになり、スマホが Quaderno のアクセスポイントに接続
    • NFC接続もこれと同じ方法であり、NFCを通じてアクセスポイント名(SSID)やパスフレーズの入力を省略できるかどうかの違い

なお、これを実現する前に事前にQuadernoをDigital Paper PC App というPC用のソフトを通じて、ソフトウェアアップデートする必要があるかもしれない。 これはQuadernoのあるバージョンまでWi-Fiの設定がQuaderno内で完結しなかったことに起因しており、最新版では機能改善している。

Pixel シリーズは連携できない可能性あり

公式に、「※Google Pixel3/3 XL/3a、Google Pixel4/4 XLは、「QUADERNO Mobile App」と接続できないことを確認しております。」と書かれており、 実際に所持している Pixel3a で試した。 結果は、非常に動作不安定で接続できず、公式通りの結果となった。

症状としては下記の通りで、物理的にネットワークの不調にはみえず、Pixel3aからQuadernoを探すサービス周りで障害があるように見えた。

  • Pixel3a から Quaderno に ping が通る
  • QUADERNO Mobile App 上で Quaderno を見つけることがほぼできず(まれに見つかる)

USB Type-C の Alternate Mode に対応したモニタ

USB Type-C の Alternate Modeに対応したノートPCとモニタを入手してから、

何度かノートPCとモニタをType-Cケーブルで繋いでみた結果、

Alternate Modeに対応したType-Cケーブルは短く取り回しが難しいと感じた。

 

この理由になるのは、Alternate Modeに対応したType-Cケーブルが

2020年4月時点では、USB 3.1 Gen1/2のみとなっており、

この規格に対応したケーブルは最長1メートル*1になっているためです。

 

こうなると、ノートPCとモニタの位置関係やType-Cのコネクタ位置にも依存しますが、

ノートPCの右にモニタを置くけど、ノートPCのType-CコネクタがPCの左側しかない場合、

ノートPCをまたぐだけのケーブル長が最低でも必要となります。

ノートPCの大きさは色々ありますが、今使っている13インチのノートPCでは

横幅が30センチはあります。

 

そして、USB 3.1 Gen1/2に対応したケーブルの特徴として、コネクタ部が

従来のUSBケーブルよりも長いため、コネクタの傍から曲げにくく

このため、最長のケーブルを使っても余裕が70センチあったけど、

あんまり余裕がノートPCあるいはモニタのどちらを少し動かしただけで、

相手側を引っ張ってしまうことが発生します。

 

そんなこんなでUSB Type-C の Alternate Mode に対応したモニタを使う場合は

下記のことを確認して、だめならHDMIや一旦Type-CからHDMIに変換してくれる

コネクタ、ハブ、ケーブルを使った方が良い(※HDMIにしたらディスプレイからの電源供給のようなことができないので不完全な回避方法)と思います。

 

  • USB Type-Cの Altモード(Thunderbolt3含む)コネクタはPCのどの位置についているか?
  • USB Type-C の Alternate Mode に対応したモニタのType-Cのコネクタはどの位置についているか?
  • PCとディスプレイの位置関係をどのようにしたいか?
  • 上記の全てを勘案して、USB 3.1 Gen1/2のケーブル長の上限(2020年4月時点は1メートル)で繋ぐことができるか?

*1:代わりにThunderBolt3のケーブルを用いることで最長2mにできる可能性もあり。自前の環境では代わりとなったもののより高価なケーブルとなった